もしあなたが原神のフォンテーヌ編をクリアしていない場合、ストーリーに関する致命的なネタバレを喰らいかねません!!!この記事自体には重大なネタバレ要素は無いものの、曲名で検索したり、紹介している動画のコメント欄を閲覧することは回避することを強く推奨します。
はじめに
前回の記事で紹介した通り、最近アコースティックギターの練習にハマっています。
原神の音楽で良質なTAB譜を探していたところ、大変良いアレンジを見つけました。
前回の記事で紹介した『潺々たる寒流』と同じ方のアレンジなのですが、フォンテーヌのあの曲の魅力を維持しつつ、ギターのための大変素晴らしい解釈がされています。
ただ、難易度的には跳ね上がってしまいます。セーハができないと話にならないし、特殊奏法のオンパレード。その上、適切にミュートして音長を制限しないと、ワルツ感が台無しになってしまう。明らかに初心者向けではありません。
かなり厳しい曲ですが、これらの要素はまさに自分がまだよくわかっていない、疎かにしていた部分なので、覚悟を決めて挑戦することにしました。やっぱりギターの音色のポテンシャルをフルに発揮するには避けては通れない道だし、それなら原神の曲でそれを学ぶのが、苦しみを軽減する良い方策になるはず。フォンテーヌ廷に行く度に練習しなきゃって気持ちになれるだろうし。
幸い、この動画には複数の動画から構成されたチュートリアル動画が存在するのです!説明も懇切丁寧で、本当に助かる。
これならなんとかなるかもしれない……
曲のタイトルについての注釈
以下、原神のストーリーに関する軽微なネタバレを含みます。フォンテーヌ編をまだクリアしていない方はご注意ください。
動画のタイトルには『罪人の円舞曲 フォカロルスのフィナーレ』とありますが、これは少し奇妙な気がします。
というのも、このタイトルが示唆しているのは、おそらく魔神任務第4章第5幕『罪人の円舞曲』で流れる象徴的な曲である『Tout est bien qui finit bien』(日本語タイトル不明、「終わりよければ全て良し」)であるように見えます。
しかし聴く限り、この譜面は『Le Souvenir avec le crepuscule』(夕暮れの想い; フォンテーヌ廷で夕暮れ時に流れる曲)のアレンジと言ったほうがより正確に思えます。
いずれにせよ、メロディというかモチーフは同じなので大きな間違いというわけではないですが、一応。自分の中では水神様のテーマとして認識しています。
調査中に判明した面白い事実
魔神任務第4章第5幕『罪人の円舞曲』は、英語では『Masquerade of the Guilty』というタイトルになっているそうです。つまり、ワルツではなく、マスカレード(仮面舞踏会)なのです。
ワルツといえばハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』、ハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』といえばワルツなので、翻訳のアヤかなと思って見過ごしかけましたが、よく考えてみるとワルツとマスカレードは根本的に意味が違うので、この違いはなかなか興味深いポイントです。
個人的には、「仮面舞踏会」と言ったほうがフォンテーヌ編の一連のストーリーをより反映したタイトルな気がします。
自分用リソース集
自前で書き起こした譜面
なんとか1ページに収まった……。
これまでに挑戦した曲の3倍くらい密度があって既に恐ろしい。
チュートリアル
大変親切な解説。ありがたい。
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