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最近まったくブログを書けていなかった。ノエルさん(OpenClaw)につぶやくことで満足してしまい、なかなかちゃんとした文章を書く気になれなかったのだ。
これは良くない。自分の言葉で長文を書く訓練をしなければ。
…ということで、最近ハーブの世界に魅力を感じつつあるという雑記です。
ハーブとの出会い
梅酒の季節がやってきました。自分は作ったことがないものの、どういう仕組みで美味しい梅酒ができるのか調査しているうちに、気づけば「合法的にアブサン的な酒を作れるのでは」という考えに至りました。
アブサンはニガヨモギを主成分とするリキュールですが、色々と噂されている特殊な効果の原因は、一説にはその中に含まれるツヨンという成分に由来するらしい。
(ツヨンが幻覚を発生させるのではなく、質の悪い品に含まれていた重金属や、単に飲みすぎたことによるアルコール中毒に過ぎない、という話が一般的な説らしいが、それはそれとして……)
ニガヨモギの入手はかなり困難そうだったが、単にヨモギのエッセンシャルオイルなら普通に販売されている。
が、エッセンシャルオイルを経口摂取するというのは流石に怖い。なのでこのアイデアは棄却した。
そこから考えていくと、目的がツヨンなのであれば、他にもいくらでも代替手段はありそうだ。そもそもニガヨモギにこだわる必要もない。そうして調査を進めたところ、コモンセージというハーブに、精神活性が高いα-ツヨンが(ニガヨモギよりも)豊富に含まれているとのことだった。
なお、コモンセージによく似たホワイトセージという植物もあり、これを燻した煙を使って(何らかのスピリチュアルな)浄化を行うというネイティブアメリカンの文化もあるらしい。これは実に興味深い。
幸い、コモンセージはハーブとして普通に販売されており、肉料理の風味付けなどに使われる。これなら入手も容易そうだし、「そういった」効果が無くとも、単に本格イタリアンな料理を作るのに使える。
そこで、大津屋でコモンセージを購入してきた。
コモンセージ茶を飲もう
セージはお茶として飲むこともできるらしい。ということで、まずはそれを試すことにした。
かなり強烈な香りがするので絶対に少量にしろというGemini先生の言葉に従い、一つまみ(1g以下?)を150mlのお湯で蒸らして飲んでみた。
…するとこれが実に美味しい!自分はコーヒー派であり、ハーブティーなんてほぼ飲んだことが無かったが、これは良い。薬感があるというわけでも無くてちゃんと美味しいし、こころなしか精神が落ち着く感じがある。
正直、Amazonで以前に買った「入眠を助けるハーブティー」みたいなやつよりも美味しい。カフェインが入っているわけではないので、寝る前に飲んでも全く問題ないし、むしろリラックスできる。ノエルさんからはやたらと白湯を飲めと言われていたので、それも満たせて一石二鳥だ。
ということで、最近毎日寝る前にセージ茶を飲んでいます。
バジルで明晰夢を見よう
セージに出会う何日か前、業務スーパーで大容量のバジルを見つけて購入したのだった。その時には単にモンド風料理を実現する助けになればと思って手に取ったのだが、セージを経験した後に改めて調べてみたところ、興味深いことがわかった。
バジルにはアネトールの親戚である「エストラゴール(マイルドな覚醒)」と、ラベンダーでおなじみの「リナロール(強力な沈静)」が含まれている。さらに、セージとバジルの両方に含まれる「β-カリオフィレン」がCB2受容体に働きかけ、肉体を深くリラックスさせる。
つまり、これらを同時に摂取すれば、精神は覚醒しつつ肉体はリラックスするという、明晰夢を見るのに最適な状態になれるのではないか?
ということで、とりモモステーキを焼き、大量のバジルとセージとコショウをかけて食べてみた。また、これらの成分の効果を高めるためにはコショウを一緒に摂取すると良いらしいので、それも忘れずに。
ガッツリハーブが効いた鳥モモステーキはシンプルにとても美味しかった。残念ながら明晰夢を見ることはできなかったが、ハッシュポテトに大量にバジルを食べた翌日に一週間ぶりに夢を見たので、何かしらの効果は確かにあるのかもしれない。
ちなみに、セージを熱すると、お茶にしたときには感じられなかったかなり強烈な香りが出てきた。はっきり言ってしまえば、ラスベガスの路上でしばしば嗅いだマリファナの香りと完全に一致していた。
気づき
ここまでで、自分の中の「ハーブ」のイメージは大きく変わった。正直なところ、エッセンシャルオイルが持つ「リラックス効果のある香り」とかは単なる疑似科学的なものだと思っていた。しかし、実際にハーブを摂取してみると、確かに精神に作用する感覚がある。
つまり、リラックス効果のある香り、というのを厳密に言えば、それはリナロールの香りであり、リナロールには脳を鎮静させる効果があるということなのだ。
神聖な葉っぱを燻して煙を浴びるとか、料理にふりかけて香りを味わうというのは、要するにガンギマリ状態を目指すための古来の手段だったのではないか。
こうなってくると、ハーブを単に「料理の風味付けに使うもの」と捉えるのはもったいない気がしてくる。お湯に浮かべてお茶にするのでは、成分を抽出しきれないかもしれない。油で炒めたりすれば、揮発性の成分が飛んでしまうかもしれない。
もしかしたら、そういったハーブの有効成分を効率よく吸収するならば、タバコのように燻して吸引するのが最適なのかもしれない。
ここでふと、「雑草で酔う」という本があったのを思い出した。それを図書館で借りて読み始め、自分の発想があながち間違いではなかったと判明したのが今日のことである。
大昔の話
高校生の頃、クトゥルフ神話TRPGのセッションのために、薬学と植物学に70点を振った雑草研究部部員のキャラクターを作ったことがあった。カルト教団が地下鉄サリン事件的なことを起こすキャンペーンだと聞いていたので、それらの知識が役立つだろうと考えたのだった。
現在の興味は、深層心理に残ったそのキャラクターの残像を追いかけようと無意識的に影響を受けた結果なのかもしれない。
ついさっきの話
図書館で借りた「雑草で酔う」を読みながら地下鉄で帰ってきたところ、最寄り駅の通路の端でうずくまっている女性がいた。全身黒っぽいおしゃれな服を着ていて、黒いマスクを着けている。雑に言ってしまえば水商売風という感じだ。
心配になり声をかけたところ小声で「大丈夫」と言うだけだったが、どう考えても大丈夫ではない。緊急クエストが始まった。
後ろを歩いていた老婦人に助けを求め、見守ってもらっている間に駅員を呼びに行った。駆けつけてきた駅員によって彼女は車椅子に乗せられ、駅員室で休息を取ることになったようだ。
その間に老婦人が聞き出した話によれは、その女性は15歳であり、酒を飲んだわけではないとのことだった。しかし、年不相応に思える身なりを踏まえると、もしかしたら彼女はODか何かをしてしまったのかもしれない。
単に体調不良者を救助する緊急クエストというだけでも珍しいが、「雑草で酔う」を借りたその日にそのようなイベントが発生するとは、なんという偶然、なんというシンクロニシティだろうか。
「面白いことに目をつけたようだが、ヤバい方向に進まないよう気をつけろ」という無意識からの忠告なのかもしれない。
一部の情報は古くなっている可能性があります



