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UWQHD (3440x1440)モニタを買った & 英雄MITSUBISHIの送り出し

最近、RAMの高騰がヤバいです。今後もっとヤバくなるかもしれない。

そんなわけで今のうちに新たなPCを買おうかなと思っていたのですが、気づいたらUWQHDモニタを買っていました。

買ったもの#

以下のモニタを買った。

↑アフィリエイトじゃないのでご安心を。

前提#

元々、自分のデスクは以下のような状況になっていた。

  • 左: 1920x1080 23インチ
  • 中: 1920x1200 27インチ
  • 右: 1080x1920 27インチ

しかしPCの性能が不足しているのか、トリプルモニタにしていると動作が不安定になることが多かった。そのため、最も古くて視野角のイマイチな右のモニタはあまり使わなくなっていた。

そもそも、3画面あっても持て余す、というのが正直なところだった。

次に買うなら4Kかなと思っていたが、色々あってUWQHDにした。理由は以下。

4K vs UWQHD#

4Kは3840x2160=8.3M、UWQHDは3440x1440=4.9Mということで、画素数という意味では明らかに4Kの方が強い。なのであえてUWQHDを買う人の気持ちが全くわからなかったのだが、調べれば調べるほど、自分にはUWQHDが向いている気がした。

表示が小さくなりすぎない#

最大の問題はこれ。家電量販店で視察した感じ、4Kで27インチだとあまりにも文字が小さくなりすぎてしまう。

もちろん拡大すれば解決する…のだが、それではせっかくの作業領域を失うことになり、本末転倒だ。

4Kモニタを導入するなら最低でも34インチ、できれば40インチくらいは無いとこの問題に直面してしまうだろうが、そこまで大きなモニタを置くスペースは無い。仮に置けたとしても、画面端はだいぶ見づらくなってしまうだろう。

その点、34インチのUWQHDならばこの問題はそれほど深刻ではない。これまでよりも少しスケールが小さくなった、くらいで済む。

没入感への憧れ#

これは4Kでも良いのかもしれないが、視察した感じ、やっぱり横に長い方がゲームや動画を見るときの没入感が高いように感じられた。同じ横の長さならば4Kの方が追加の上下の情報がある分より良いだろう、と思っていたが、そういうわけでもないらしい。

4Kは慣れ親しんだ16:9であり、買い替えても単に面積あたりの解像度が4倍になるに過ぎない。しかし、UWQHDはこれまでとは全く新しい体験を与えてくれるはず。慣れるかどうかはわからないが、冒険者精神を優先することにした。

作業のしやすさ#

DTMや動画製作など、タイムラインを表示する必要がある作業は画面が横に長いほうがやりやすいだろう、と思った。

横の長さが要らない、むしろ縦の長さが欲しい作業(ネットサーフィンとかコーディング)をするときは横に画面を分割すれば、UWQHDだと10.5:9となり、わずかに横に長い正方形となる。これも魅力的だった。

16:9を横に分割すると8:9となって、わずかに縦に長い正方形となる。しかしそれだと、あまりにも細長すぎることが多い感覚があり、あまり使うことはなかった。特にブラウザを開きつつコードを書く みたいな用途の場合、サイドバーのファイル一覧やタブ一覧で表示領域が圧迫されるとだいぶ窮屈になってしまう。

モニタ選定#

冒険者精神を大事にしたいとは言うものの、UWQHDはこれまで使ったことがないし、決して安い買い物ではない。あまりにも高級なものではなく、最低ランクかそれよりちょっと良いくらいまでのモニタを探していた。

すると、Amazonでちょうど上述の PHILIPS EVNIA 34M2C3500L/11 がセールになっていた。34000円ならば、大失敗となっても痛くない。それに、ネット上のレビューは多くはないものの、全体的に肯定的な意見が多いように見える。

低評価のレビューは「付属スタンドの模様が気持ち悪い」くらいで、品質や性能に関する苦情は全く見当たらない。そして5年保証があるのも魅力的。

ということでこのモニタを買った。

結果#

Caveman to Cosmosって感じ。このモニタが正解だったのかはわからないが、少なくともUWQHDを選んだのは大正解だった。

ベゼルに阻まれることのない広大な作業領域を得るのがこんなにも嬉しいことだとは。はじめてデュアルモニタにしたときに近い感動があった。

Skyrim#

まずはSkyrimを久々に起動してみた。

やっぱり地平線が見える系のゲームはすごい。しかし、PCの性能が足らずガックガクになってしまい、あまり快適なプレイはできなかった。

Civ6#

次に、それほどグラボに負荷をかけなさそうなCiv6をやってみた。

情報量がすごい。

幸い、ほぼ同じ状態の元のモニタでのスクショも撮っていた。比較すると、見える領域の差がすさまじい。

DEFCON#

どうやら、この横長さはシミュレーションゲームにかなり刺さるらしい。ということでDEFCONをやってみた。

気分は完全に指揮官のそれである。単に広大な世界が見える、地平線が望めるというのとはまた一味違った没入感がすごい。

原神#

本当は原神をめちゃくちゃやりたいのだが、計算が正しければあと1週間で帰路の贈り物がアンロックされるので我慢している。

作業#

言うまでもなく、マルチモニタ的な作業の利便性は圧倒的。

期待通り、2分割+サイドバー式のアプリケーションは相性がすごく良い。

UFO Test#

詳しいことはよくわからないのだが、ディスプレイのテストをするには以下のUFOテストというのをすると良いらしい。

上記はシャッタースピード1/320sで撮影したもの。上から順に180fps、90fps、45fps。

あまり良くないモニタだったり設定が適切でないとモーションブラーが発生してしまうらしいのだが、この写真を見る限り180fpsではほとんど残像が無い(なぜ45fpsの方が残像が多いのかはよくわからない)。

画像ではうまく表せないが、やっぱり180fpsはヌルヌル。これまで60fpsよりも高いリフレッシュレートのモニタを使ってこなかったので、これまた感動です。

英雄の引退#

ということで、元々使っていたモニタは1920x1200のものを横に縦置きする以外は処分することに。

最も古い1台はMITSUBISHIのDiamondcrysta RDT271WLMというモニタ。末期にはあまり使っていなかったが、振り返ってみると、色々とエモくなってしまいました。

これは高校入学時、初のゲーミングPCと共に買ってもらったもので、それ以来、PCモニタとしてだけでなくPS3のモニタとしても活躍してくれたし、2度の引っ越しを経ても壊れずに耐えてくれました。文字通り半生を共にしたモニタです。普段使っている電化製品の中で最も寿命が長い道具かもしれない。

感慨深さのあまり処分したくないなと思ったものの、とはいえ27インチ・7kgのモニタを置いておくスペースは無いし、壊れていないとはいえ性能的には完全に陳腐化してしまっている…ということで、中古で売ることにしました。

エースコンバット3から…

エースコンバット7まで。

どういうわけかしばらく配置していたペンギン。何の剥がし跡かと思ったら正体は貴様だったか。

新天地での活躍にも期待しています。

封面
示例歌曲
示例艺术家
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