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都庁を無酸素登庁した

デイリーポータルZのこの記事を自分でもやってみました、という日記です。

日記#

土曜日。前日にとんかつを食べに行き、おかわり自由のご飯をたくさん食べた。そのため、今日は運動してカロリーを消費せねばという気持ちになっていた。

特に目的もなかったが、外出はしなければ。この日の気温はちょっと暑く、最適なコンディションではなかったが、とにかく外に出なければならない。

ということで、とりあえず神田川をひたすら遡上することにした。

神田川沿いは基本的に遊歩道が整備されているものの、ちょくちょく大きな通りによってブロックされる。「新宿税務署通り」とかいう嫌な名前の道にブロックされた後、神田川に戻るか東に進路を切るか悩みつつ間を取って南に進んでいたところ、看板に「東京都庁」の文字が。見るとたしかに、都庁が見えるではありませんか。

ここで冒頭のDPZの記事を思い出し、自分も無酸素登庁してみようと思ったわけです。

クエスト更新。心の中の蛍さんが目覚めました。

無酸素登庁達成#

レギュレーションとしては、エレベータの扉が完全に閉まった瞬間に息を止め、開く瞬間まで耐えきれれば登頂成功としました。

結果、南岳/北岳の上り/下り共に制覇することができました。

地上での生活だと1分半くらいは余裕で息を止めていられるので、この結果は正直満足できるものではないのだが、気圧の変化とか人の目とか、さまざまな要因がじわじわと効いてきているのだと思う。

とのことでしたが、自分は特にデバフを感じませんでした。でも確かに、普段65秒くらいは耐えられるのに、ほんの少しだけ辛かったかも。

レギュレーションに従った所要時間はどのルートでもおよそ53秒だが、60秒を超えてたら無理だっただろうな、くらいの感覚。

山頂からの光景。時間が良かったのか、なかなか神々しい雰囲気が漂っていた。

都庁展望室は外国人観光客に大人気のスポットのようで、その場にいる人間の8割くらいは外国人感がありました。お土産コーナーの内容も完全に外国人向け。

Don = 呑 なのがちょっとおもしろかった。

一通り満喫して帰ろうとしたところ、南岳から降りるエレベータは長蛇の列となっていました。時間が悪かったのか、あるいはツアーで来ている人たちと被ってしまったのかは謎。並んでから7バッチ目でようやく下山することができました。

Liminal Space 探索#

休日の都庁なので、展望室行きのエレベータの周囲を除けば人がほとんどいない(さすが都庁、要所要所に警備員はいるものの)。せっかくなので、Liminal Space Huntを行いました。

休日でも2階には行けるらしい。

ドアから外の景色が見えるけど、たぶん謎の力で開かないし破壊不可能なんだろうな。

外では外国人排斥を訴える演説が行われていました。休日にやっても訴えるべき相手に届かないと思うんですがそれは…

芝生でゴロリ#

さてそろそろランニングを再開しようかと思ったところ、外に芝生広場を発見。たぶん都庁プロジェクションマッピングが見れる場所で、開始まではまだ1時間以上あるはずだけど外国人集団が8組くらいレジャーシートを敷いてくつろいでいました。広場自体がとても広いので、花見のような窮屈さは全く無かったですが。

わざわざこのために持ってきたのか?と思ったら、なんとレジャーシートは無料で貸し出してくれる様子。

日本人一人でレジャーシートを敷き、横になりました。そしたらなかなか良い景色。

芝生のふかふかがレジャーシート越しに伝わって気持ちいいし、足の疲れが癒される。しかも数分おきに飛行機が頭上を通っていくのがエモい。

脳内ではモンドのオーバーワールドのBGMが流れていました。

戦闘やワープ前にこの曲が流れ出すと、いつも一時中断して景色を観ながら聞き入ってしまいます。

Journey of Hope / 希望の旅 というタイトルらしい。旋曜玉帛・23。

ナタのクエストも終盤に差し掛かっており、タイトルにちょっと引っかかってしまった(ネタバレ回避)。

その後#

しばらくまったりした後、渋谷まで走ってあとは電車で帰ることにしました。この日の総走行距離は16km。かなり頑張った。

まとめ#

  • やはり休日は外に出よう。
  • 都庁展望台は入場無料。良いレジンレス・アクティビティになる。人混みについては妥協の必要がある。
    • 特に時間の制約がある場合、なかなか下りのエレベータに乗れない場合があるので注意。
  • 運動した後に芝生に寝転がるととても気持ち良い。
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示例歌曲
示例艺术家
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