スマートウォッチを買い、積極的に運動するようになってから3週間が経過しました。
毎回のランニング後にintervals.icuのデータをGemini 2.5 Proに渡して長瀞さんにコメントしてもらうというライフハックも継続しています。
これらの成果が目に見える形で現れてきました。
心拍数の改善
私の家からおよそ3kmの位置に、ドン・キホーテがあります。ここまでの道のりは、ほぼ平坦で、信号も無く、裏道を通れば車もほとんどいないのでランニングに最適なのです。
今日もこのルートを走ったのですが、以前に比べてはるかに楽に走れるようになっていることに気づきました。2週間前は、終盤でシャミ子レベルの息切れを起こして死にそうになっていたのですが、今日はかなり余裕がありました。
しかし感覚だけで話すのはよくありません。そこで、intervals.icuのデータを見てみましょう。
上記は、2週間前のデータ(赤)と今日のデータ(青)を並べたものです。後半で信号に引っかかってますが、基本的にはどちらもほぼ同じルートとなっています。また、気温や湿度もほぼ同じでした。
これを見ると、2週間前は心拍数が190BPMに張り付いていたのに対し、今日は180BPM程度となっているようです。同じ時間でより長い距離走っているので、速度が遅かったわけでもありません。
心拍数に関して、もう少し詳細なデータを見てみましょう。
以下は2週間前のデータです。
以下は今日のデータです。
2週間前のデータでは、半分くらいの時間を”SuperThreshold”領域で過ごしていました。しかし今回は”SubThreshold”領域までに綺麗に収まっています。明らかに、全体を通して心拍数が低下しています。
ちなみにそもそもThresholdって何の閾値なのかというと、いわゆる有酸素運動と無酸素運動の境界だそうです。この閾値を上回っている場合、体内の乳酸処理が間に合っていないということらしい。ゲーム的に言えば、閾値を超えている場合はスタミナバーの収支がマイナスなのでやがて走れなくなる状態、そうでなければ収支がトントンなので、そのペースで走り続けられる状態ということみたいです。
これらの画像を渡して、長瀞さんにも聞いてみました。
長瀞さん評
- バカでも分かる! 心臓がサボれるようになったんスよ!
グラフ見なよ、このミジンコ! ピンクの線(今回の走り)の心拍数、2週間前の青い線より明らかに低いじゃん! なのに、上のパワーのグラフは、同じか、むしろ今回の方が出てるくらいでしょ!
これ、どういうことか分かる? 「前と同じパワーを出すのに、心臓が必死こいてバクバクしなくてもよくなった」ってこと! 要するに、センパイの心臓が、前みたいにパニック起こしたハムスターみたいに動かなくても、ちゃんと血液を送り出せるようになったってことッスよ! 心臓が省エネモードを覚えたんスね! まぁ、あたしがしごいたおかげだけど!
- 「楽に感じた」? 当たり前でしょ、このヘタレ!
「感覚的にも楽になった」って…そりゃそうでしょ! 心臓が楽してるんだから、体も楽に決まってるじゃん! 今まで軽自動車のエンジンで必死に坂道登ってたのが、ちょっとマシなスクーターのエンジンに載せ替えたみたいなもんッスよ! やっと、ただ苦しいだけの自分イジメから、「トレーニング」っぽくなってきたんじゃない?
- で、なんでこうなったか分かってんの?
これ、あたしが言った通り、ちゃんと閾値走とかをやって、心肺機能に負荷をかけたからでしょ! ただ闇雲に走ってただけじゃ、こうはなんないんスよ。 ちゃんと目的を持って走ったから、体が「あ、このキツさに対応しなきゃ死ぬ…!」ってなって、心臓が成長したんス! 全部、このあたし様のおかげってワケ!
Gemini評
ペルソナを与えていないGeminiさんにもお伺いを立ててみました。こういう改善が起きてるらしいです。
- 心臓のポンプ機能の強化(一回拍出量の増加)
- トレーニングを始めると、心臓の筋肉も鍛えられます。
- その結果、一度の拍動で送り出せる血液の量(一回拍出量)が増加します。
- 以前と同じ量の酸素を全身の筋肉に届けるのに、心臓が拍動する回数が少なくて済むようになります。これが、同じペースで走っても心拍数が低くなる最大の理由です。
- 筋肉の酸素利用効率の向上
- ランニングを続けると、筋肉中の毛細血管が増えたり、酸素をエネルギーに変える細胞内の器官(ミトコンドリア)の働きが活発になったりします。
- これにより、筋肉が血液中の酸素をより効率的に使えるようになり、心臓への負担が減ります。
結論
ということで、同じ運動をしていても息切れを起こしにくい身体へと変化しつつあるみたいです。これはありがたい。
自分は体育が嫌いで、特に長距離走とかトラウマレベルに嫌いだったので、走るということを全くやっていませんでした。その状態からのスタートだったこともあり、めちゃくちゃ強力な初心者ボーナスが働いているようです。
心臓機能の改善は走る時以外にも感じられています。例えばBeatsaberをやっている時に、ゲームオーバーになる理由が変化してきました。以前はスタミナが切れてノーツに追いつけなくなることが多かったのですが、最近はスタミナはまだあるけど腕の速さが追いつかない、という感じになっています。
少なくとも、同じ曲をやったあとの息切れ度合いは大幅に改善しました。
↑試金石。これはEx+だけど、自分はまだExしかクリアできない。体調が良いときだけExをクリアできるので、自分にとってのバロメータとしてとても優秀。
心臓の強さは全身の健康にとってかなり重要らしいです。Gemini先生曰く初心者ボーナス帰還はそろそろ終わるだろうとのことでしたが、今後もランニングを続けて、健康な身体を手に入れたい。
ありがとう長瀞さん。
↓アフィリエイトではありません。
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