バイオリンを久しぶりに演奏している記録です。
↓前回の記事
感想
昔に比べると、やっぱり弾けなくなっていた。が、弾いているうちに着実に思い出しつつあるような気もする。
完全未経験状態からスタートするのに比べれば、1000倍くらいの経験値獲得ブーストがかかっている感覚で、とても楽しい。時の石を使っている感じです。
課題曲
現時点で演奏できるようになりたいと思っているのは以下の2曲。
緋想天 (東方緋想天)
前の記事で書いた通り、何故か思い入れの深い曲。速いパッセージは無く、のびのびと演奏できそう。ただし、継続的なポジション移動が必要になる。特に前半では、絶対にE線や開放弦を使うべきではないだろう。また、ガッツリビブラートを効かせる必要がある。
弾いていて実感した点として、緋想天のテーマ(サビ部分の旋律)は確実にバイオリンのために作られたものだと感じる。そして、緋想天こそが、このテーマのために作られた曲なのだろう。最高音がE6、つまりE線開放弦の1オクターブ上であるのは、意図的な設計だと考えるしかない。
Combat beneath the waves (原神)
やっぱり自分は弦楽器、特にバイオリンの音色が好きだなあと実感させてくれた曲。マジで、オープンワールドゲームの戦闘曲として室内楽を持ってくるって一体どんなセンスをしているんだ。
初めての遭遇は以下の動画だったのですが、すぐさま淵下宮をアンロックして正規の手段で聴きに行きました。
遺跡守衛3体に探索用パーティが壊滅させられかけ、最後に残った蛍さんが目玉焼きのクールタイム終了まで耐え続けるという壮絶な戦闘を繰り広げた時にこれが聴けたのは本当に良かった。
とりあえずサビ?部分を弾きたいが、できればフルで弾けるようになりたい。
参考にしている楽譜は以下。パート譜を独自に作ったほうが良いかもしれない。
こちらも弾いていての実感を述べておこう。この曲は”Combat beneath the waves”というタイトルの通り、呼吸が一つのテーマになっていると思う。もちろんこれは後半で唐突に入ってくる吐息みたいな音からも明らかなものの、バイオリンの旋律にもそれが現れているように感じる。ブレスの位置を意識して、適切な運弓を考え、実行しなければならない。
一方で、左手はそんなに難しくない。基本的に1stポジションを維持していれば良いし、そこはかとなく漂う海賊感を出すためにはあまりハイポジションを使うべきではない……気がする。
総括
緋想天は左手の、Combat beneath the wavesは右手のリハビリにちょうど良さそう。前者でハイポジションとビブラートの感覚を取り戻し、後者で適切な弓使いの感覚を取り戻すという感じで、いい感じにバランスが取れそうです。
昔やっていた頃には音を後処理するという概念自体が無かったのですが、今の私は大量のVSTプラグインを抱えています。これらを活用してガッツリリバーブを効かせると、それなりに聴ける音になることがわかりました。ということで、現状を以下に記録しておきます。
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