先日、ラスベガスに行く機会がありました。旅行ではなく出張だったのですが、その合間を縫ってグランドキャニオンに行くことにしました。

その旅の思い出をまとめておきます。

出発前

今回参加したのはこちらのツアーです。

ラスベガス発・グランドキャニオン行きのツアーはたくさんあってどれが良いのか悩んだのですが、以下のように調査とツアー選定を行いました。

“本物の”グランドキャニオンに行こう

一般的に「グランドキャニオン」として知られているグランドキャニオン国立公園 (Grand Canyon National Park) と、それとは別の、もっとラスベガスに近い場所にあるグランドキャニオン・ウエスト (Grand Canyon West) がある。本物とか偽物とか言うのは少し言葉が強すぎる感があるが、英語圏で調べても、かなり「Westはやめとけ、National Parkへ行け」という声が多かった。

Geminiにまとめてもらった解説は以下の通り。


  1. グランドキャニオン国立公園 (Grand Canyon National Park)

    • 場所: アリゾナ州北部に位置し、アメリカ合衆国国立公園局が管理しています。
    • 特徴: 一般的に「グランドキャニオン」と聞いてイメージされる、広大で息をのむような渓谷の景色が広がっています。特に サウスリム(南壁) はアクセスしやすく、展望ポイントやハイキングトレイル、宿泊施設などが充実しており、一年を通して多くの観光客で賑わいます。ノースリム(北壁)もありますが、冬期は雪のため閉鎖されます。
    • アクセス: ラスベガスからは車で約4〜5時間かかります。
    • いわゆる「本物」?: 壮大なスケールと自然の美しさから、こちらを「本物のグランドキャニオン」と考える人が多いかもしれません。世界遺産にも登録されています。
  2. グランドキャニオン・ウエスト (Grand Canyon West)

    • 場所: グランドキャニオン国立公園の西側、先住民ワラパイ族の居留地内にあります。国立公園ではありません。
    • 特徴: ワラパイ族によって管理・運営されています。最大の見どころは、谷底まで約1,200メートルの高さに突き出したガラス床の展望台 「スカイウォーク (Skywalk)」 です。国立公園とはまた違ったスリルと景色を楽しめます。ヘリコプターツアーなども人気です。
    • アクセス: ラスベガスからは車で約2〜3時間と、国立公園よりも近いため日帰りツアーなどが多く催行されています。
    • いわゆる「偽物」?: 国立公園ではないことや、スカイウォークのような人工的なアトラクションがあることから、このように呼ばれることがあるのかもしれません。しかし、こちらもグランドキャニオンの一部であり、独自の魅力を持つ観光地です。
  • 雄大な自然景観をじっくり楽しみたいのであれば、 グランドキャニオン国立公園(特にサウスリム) がおすすめです。
  • ラスベガスから日帰りで手軽に訪れたいスカイウォークを体験したいのであれば、グランドキャニオン・ウエストが選択肢になります。

人工的なアトラクションにはそれほど興味はない。せっかくなら、いわゆるグランドキャニオン、本物のグランドキャニオンである「グランドキャニオン国立公園」に行きたい。 というわけで、まず候補は「グランドキャニオン国立公園」行きのツアーに絞られた。

移動手段

次に、移動手段を考えた。

  • 自分で運転する
    • 国際免許証が必要になる。
    • 確実に疲れるし、事故りそう。
  • 車でのツアー
    • 片道5時間くらい。基本的に丸一日以上のツアーになる。
    • 安い。
  • ヘリコプターでのツアー
    • 片道40分くらいで着く。
    • 高い。

ヘリコプターの気軽さ・ラグジュアリー感は魅力的なのだが、義務教育をGTA:SAで済ませた人間として、広大な砂漠の中を車でかっ飛ばす方が体験として良いように思われた。

その他の要件

最近の世界情勢はかなり怪しく、トランプが引き続き暴走を続けていたらもうアメリカに行く機会が失われてしまうかもしれない。なので、できるだけ多くの観光地を巡りたかった。

そこで出会ったのが上述のツアーである。

ルート66を辿る!グランドキャニオン国立公園&アンテロープ&恐竜の足跡&ホースシューベンド日帰りツアー <日本語ガイド/VELTRA限定 エコバックプレゼント>

という、とりあえず詰め込めるだけ詰め込んだような内容。日帰りツアーだと早朝5時から7時頃発のものが多いのに対し、このツアーの出発時刻は深夜2時。

自分は朝が苦手なので、早朝発のツアーでは確実に寝坊して全てが終わってしまう。なので、深夜2時発というのは大きな利点だった。

これで参加するツアーについては決心したものの、丸一日出張をサボることについての罪悪感あるいは恐怖のようなものはあり、3日ほど悩んだ。しかし、背に腹は代えられない。やらずに後悔よりやって後悔。怒られが生じようとも、グランドキャニオンを拝めるなら安いものじゃないか。

そんなわけで、ラスベガス到着の2日前に予約を確定させたのでした。

旅そのものの意味を忘れてはならない。終点は全てを意味するわけではない。終点に辿り着く前、君の目でこの世界を観察するといい…

ウェンティさんもこう言ってますしね。カンファレンスという終点に辿り着く前に、アメリカを観察しなければならないのです。

出発 (2:25)

集合場所は2:25からベラージオホテルで確定。3日以上前に予約した場合はある程度、宿泊地から到達しやすい場所にしてくれるらしい。 自分はギリギリでの予約だったので特にそういった配慮があったわけではないと思うのだが、宿泊地のプラネット・ハリウッドから近い位置で助かった。

時間までベラージオのカジノで遊んでから、集合場所へ向かう。

集合場所はちょっと分かりづらい位置にある。正面玄関から出て、右手に進むと地下へのエスカレータがある。これを下った先がツアーバスの集合地点になる。

ついに出発。車内はこんな感じ。

事前調査によれば、どうやらお客さんが多い時期(ゴールデンウィークとか?)は普通の観光バスに数十人単位で乗り合わせることもあるらしい。が、今回は何でもない平日発だったので、9人+5人のバン二台体制だった。そして一人席。これも幸運だった。

出発時に、人気オーガニックスーパー「トレーダージョーズ」(通称トレジョ)のショッピングバッグが貰えた。正直自分は全く知らなかったのだが、お土産として家族に渡したらかなり喜んでくれた。

車窓からの一枚。さらばラスベガス。

ごめん、カンファレンスには行けません。私はこれからグランドキャニオンに行きます。

星空観賞 (3:40)

車内ではガイドさんの自己紹介から始まり、ツアー全体の概要やアメリカの交通事情に関する説明があった。

3:40頃、星空観賞ポイントに到達。正確な位置はわからないが、画像の位置情報を見る限りここらへん。

わずかに雲がかかっているのと、ほぼFullな月が沈む前だったので、万全のコンディションとは言えなかった。が、それでもかなり綺麗な星空が見られた。

MAVERIK (5:20)

ガソリンスタンドで一回目のトイレ休憩。ここから時差がややこしくなります。 出発地ラスベガスのあるネバダ州に比べ、ユタ州やアリゾナ州は1時間時間が早まります。しかし、この地点はアリゾナ州の中でも夏時間を採用しているので、夏は結局ネバダ州と同じタイムゾーンとなります。

なんとなくアメリカっぽい飲み物として、マウンテンデューを買った。

今振り返ってみると、だいぶ昔に見たこの動画が原因だと思う。

この動画が深層心理に与えた影響はかなり大きかったらしく、ツアーの翌日にはタコベルに行き、マウンテンデューバハブラスト味を買っていた。当時は全くこの動画のことなんて忘れていたし、盗んだ対象がBAJA BLASTだったことも記憶の彼方にあったのだが、何か心の奥底に引っかかるものがあったのだろう。

※ ツアー当日の画像ではありません。

店頭で薪が売られていた。だいぶアウトドアな領域に来てしまったようです。

車窓から日の出鑑賞 (7:06(MST))

ユタ州なので、ラスベガスから1時間時計が進みました。これ以降、時刻表記はMSTで行います。

日の出の瞬間は動画で撮影しました。

走行音で聞き取りづらいと思いますが、日の出の瞬間にはガイドさんが気を利かせていい感じの壮大な音楽を流してくれていました。

Pilot Travel Center (7:50)

二回目のトイレ休憩。アリゾナ州ですが、夏時間を採用していないのでMSTのままです。本当にややこしい。

湿度が極めて低いためか、喉が異常に渇く。この地域の乾燥度合いは尋常じゃない。ラスベガス滞在中、飲み物を用意せずに外出していた時、店で買うのもなあと水を飲まずにいたら、唇がカサカサどころか、喉から血が出たくらいだった。なので、飲み物を我慢してはならない。

マウンテンデューは飲み干してしまったので、ここではコーヒーを買った。カフェインには利尿作用があるので、渇きを癒やす手段としては不適切だったかもしれない。

こんな感じのサーバーからセルフで淹れて、その後にレジでお会計をするシステム。日本とは逆の順番だったが、店員さんが親切に教えてくれた。

ところで、今回の旅行で出会った現地の人たちは、皆とても親切だった。アメリカということで、接客が凄まじく雑だったり人種差別を食らったりするかもと戦々恐々としていたのだが、そんなことは全くなかった。こちらの英語力が貧弱だとわかれば、簡単な文法でゆっくり喋ってくれる人も多く、コミュニケーションの失敗により何らかの問題が生じることはなかった。

必ず”Hi”から入って”Have a good day!”で終わる分、日本よりもむしろ温もりを感じたくらいだ。この辺は、銃社会だったりチップ文化だったりで、接客に対するモチベーションが高いのが理由なのかもしれない。

閑話休題。コーヒーを買ったのでした。

写真では伝わらないと思うが、コーヒーカップがでかい。コーヒークリームもでかい。これでも最小サイズのはずなのだが。

クリームにはいくつか種類があって、シンプルなミルクだけじゃなくてシナモンやバニラの香り付けがされているものがあった。自分はバニラを選択。

レイクパウエル展望台 (7:00)

ここから、本格的な観光地巡りが始まる。最初のポイントはレイクパウエル(Lake Powell)展望台。

グレンキャニオンダムによって堰き止められた人工の貯水池。この地図の左下にあるWahweapのちょっと南が現在地です。

ずっと車に乗っていた後に浴びる強烈な日光はとても気持ちよかった。というか、暑かった。

いい感じに撮れた我らの足、バン。彼もなかなか楽しいドラマを提供してくれました。道中、ブレーキから異音がするようになったのです。結局この異常はアンテロープキャニオン見学中にガイドさんが修理に持っていってくれたことで解消されましたが、「砂漠のど真ん中で詰むかもしれない」というドキドキ感を提供してくれました。これは皮肉とかではなく、実際、アメリカっぽいイベントって感じでとても面白かったのです。

この後はグレンキャニオンダム橋を通って南下していきます。このとき、ダムの前後で水位が全然違うのに驚いた。ダムなのだから当然ではあるのだが。

ホースシューベンド (7:30)

駐車場から徒歩で15分ほどのトレッキングコースを通過し、眺望スポットへ向かいます。

左側にある看板にご注目。みなさんも一度は壁紙か何かで見たことがあるだろう、これを見に行くのです!

ペット・ウェイスト・エリミネータ。あるいはペットのウンコ除去道具。要するにビニル袋。

思い出を作れ、足跡を残すな。風化を早めてしまうので、石を積むことすら禁止されているのです。

なんか見えてきた……

ホースシューベンド!

50mmレンズでは画角が足らないので、スマホの広角カメラでも撮影。

位置関係としてはこんな感じ。ちょうど、カーブの先端部分の対岸に展望台が用意されていて、そこからじっくり観察できるようになっているのです。

船がこんなにちっこく見える。それもそのはず、崖の高さは300mもあるのです。落下ダメージ5000という言葉が頭をよぎる。

なぜそんなに落下ダメージを恐れているのかといえば、実際にあっさり落下死できてしまうから。

展望台の柵は途中で途切れ……

こういうことができてしまうのです。よく見ると片足立ちしていることにご注目。

全然足が上がっていないのは、撮影場所がこの地点だからです。

動画でも撮っておきました。

回想

あまり本筋とは関係ないですが、ホースシューベンド周辺ではスカイスポーツが盛んなようでした。

パラグライダーの群れ。

小型飛行機。これだけの雄大な景色を眼下に空中散歩とは、実に羨ましい限りです。

さて、これらの光景を見てふと思い出したのが、ゲーム『パイロットウィングス64』です。

このゲームには、アメリカを模したリトルステイツというマップがあります。幼少期の自分が一番好きなマップでした。

私にアメリカに対する憧れを抱かせた作品は数多くあれど、その原点にあるのはリトルステイツだったような気がします。その次が漫画『シャーマンキング』。ルート66という言葉を初めて聞いたタイミングでした。そしてその次がゲーム『GTA:SA』。

今回のツアーは、これらの架空の思い出の地に対する聖地巡礼の旅でもあったような気がします。

雄大な景色を眺めると内省にふけってしまう。これが”Know the place for the first time”ということなのかもしれません。

ロウアーアンテロープキャニオン (9:40)

アンテロープキャニオンには、アッパー (Upper)ロウアー (Lower) の二種類がある。

  • アッパーアンテロープキャニオン: 地面と同じ高さから入れて、比較的平坦な道のりを歩く。有名な光のビームが見られるのはこちらだが、太陽が真上に来る夏場の特定の時間帯に限られる。内部はやや広め。
  • ロウアーアンテロープキャニオン: 地中の狭い渓谷へと階段で降りていく。アップダウンや狭い通路が多く、探検気分を味わえる。一年を通して美しい光の陰影を楽しめる。

今回参加したツアーでは、ロウアーアンテロープキャニオンを訪れた。アンテロープキャニオンはナバホ族の土地にあり、彼らにとっては神聖な場所とされている。そのため、個人で勝手に入ることは禁じられており、必ずナバホ族公認のガイド付きのツアーに参加する必要がある。

……というのは半分本音、半分建前で、ナバホ族としては観光資源は貴重な収入源だから、という利権的な側面もあるらしい。

ガイドさんの説明によれば結構絶妙なバランスの上に成り立っている関係らしく、覚えてる限りで掻い摘んで言えば

  • アメリカ政府としては、先住民族には保留地の外に出てきてほしくない
    • 故に、カスみたいな土地と最低限のライフラインと食料を渡してとりあえず飼い殺し状態にしている
  • 一方先住民族としては、自治権が認められるなら飼い殺しのままでも良いと思っている
    • 故に、最低限度の生活を政府に保証されつつ、観光資源で小銭稼ぎをしたい

という思惑が一致した結果らしい(もちろんこれは、あらゆる歴史的背景を無視した単純過ぎる説明ではあるが)。

この辺の話とかも、教科書レベルでは知っていたものの、今目の前にナバホ族の土地があって、複数の「此処から先はナバホ族の土地なのでアメリカの法律は適用されない、自己責任で進め」看板を通過しながら聞くと迫力があった。

ちょっと古いがこんな資料があった。

一般民事紛争の場合の州法、部族法適用の有無

原告被告紛争地適用される法律
インディアンインディアン居留地内部族法
インディアンインディアン居留地外部族法か州法(同権限)
非インディアンインディアン居留地内部族法
非インディアンインディアン居留地外州法、部族法も可能
インディアン非インディアン居留地内部族法、部族法が許せば州法
非インディアン非インディアン州法

要するに、居留地内で先住民と紛争を起こしたら、基本的に部族法が適用される。

また、アンテロープキャニオンへは持ち込み品がかなり厳しく制限されていて、バッグ類(任意の袋状のもの)はNGで、ポケットに入るものとカメラのみ許可されているとのことだった。実際、渓谷内で物を落としたら戻ってこないと思ったほうが良いらしい(アメリカの法律が適用されないので)。

カメラの撮影に際しては、動画の撮影は禁止。これは、過去にYoutuberが迷惑行為を行ったのが原因らしい。

持ち込み禁止物リスト。要はカメラ、スマホ、水しか持ち込めない。

車内では、最後にナバホ族の挨拶について学んだ。

  • ahe’hee
    • アハヒェ
    • ありがとう
    • ガイドさんに写真を撮ってもらったら使ってみよう
  • hágoónee
    • ハコネー
    • さようなら
    • ツアーの終わりに使ってみよう

我々のツアーは事前に予約されていたため、ガイドさんが手続きを行い、ナバホ族のガイドさんと合流。元のガイドさんは参加者全員分のチップをナバホ族のガイドに渡して去った。あとは新たなガイドと英語でやり取りをするしかない。

このツアーの素晴らしいところは、ツアー料金に全ての体験の入場料等がコミコミになっている点だ。お土産を買う時とガイドさんにチップを渡す時以外は自分のお金を一切使う必要が無い。予約や現地ガイドに対するチップなどの面倒事も全部ツアー会社の方でよしなにやってくれる。純粋に景色や体験に集中できるので、大変ありがたかった。

また、このガイドが交代するというイベントもなんとなくエモかった。砂漠、地下、ガイドの交代…という点から、私はけものフレンズ第4話のことを考えていた。

ツチノコがガイドとして物理的にボスと取って代わるのは、ツチノコが生者の世界ではなくこの地下世界でのガイドであり、ボスが地下世界ではなく生者の世界でのガイドだからである。

まずは荒地を進んでいく。

日光浴をしているのかな。

鉄砲水注意の警告とナバホ族のガイドさん。

渓谷の上流側で雨が降るとアンテロープキャニオン内に大量の水が流れ込んでくることがある。1997年には11人が鉄砲水で犠牲になった。そしてこの事故が、現在の厳格な管理のきっかけになったらしい。

もう一人の(次のグループの?)ガイドさんと、渓谷に降りていく階段。階段は極めて急なので、階段を通過中は写真撮影が禁止されている。実際、こんな階段を降りながら写真を撮るのは生存本能に問題があるだろってくらい急だった。

階段を下から撮影した図。渓谷のスケールの大きさがわかるだろうか。

渓谷内は息を呑む美しさだった。特徴的な奇岩にはそれぞれ名前がついているらしいのだが、あまり覚えていない。ただ、要所要所で”Microsoft wallpaper” “Mac wallpaper” “Samsung wallpaper”みたいなことを言っていた。実際、壁紙でみたことがある景色だった。

コントラスト強めに現像すると本当に壁紙みたい。

この岩はジャック・スパロウと呼ばれていた。確かに横顔に見えなくもない。

50分くらい歩いてそろそろ景色にも飽きてきたな……というところで、ついに上り階段が。

ロウアーアンテロープキャニオンを上から見た図。我々はこの割れ目の底をひたすら歩いてきていたのです。

ガイド: Have you enjoyed?

 自分: Yes! That was very cool!

ガイド: When something is really cool like that, you’re supposed to say, Fuckin’ awesome!

 自分: Oh, I see! So… this tour is fuckin’ awesome! You are fuckin’ awesome!

ガイド: Hahaha!

みたいな会話の結果、ガイドさんとも仲良くなれた。ツアーの最後に記念撮影してもらった。

素敵な笑顔。

車内でランチ(10:10)

昼食はサブウェイのセットが用意されていて、車内でそれをいただく形式。

日本のサブウェイよりデカい上に、チップスとバナナ付き。そこそこ歩いたのでたくさんあるのは嬉しいが、それにしてもデカい。どうしてアメリカの飯は全てがスーパーサイズなのだろうか(全部平らげた)。

モエべダイナソートラック (11:15)

アンテロープキャニオンの神秘的な光景に別れを告げ、我々が次に向かったのは「モエべダイナソートラック (Moenave Dinosaur Tracks)」。その名の通り、恐竜の足跡が化石として残されている。

一体どうしてそんなことに、という疑問については以下のGeminiの回答を参照。ガイドさんの言っていたことと一致しているので、多分合っているはず。


Moenave Dinosaur Tracks(モエナヴェ恐竜足跡)に今でも恐竜の足跡が残っているのは、化石化のプロセスによるものです。具体的には、以下のような過程で足跡が保存されたと考えられます。

  1. 足跡の形成: 恐竜が生きていた時代(中生代ジュラ紀前期、約1億9千万年前)、恐竜が湿った砂地や泥地の上を歩きました。これにより、地面に足跡が残りました。
  2. 急速な埋没: 足跡が風化したり、水で流されたりする前に、別の堆積物(砂や泥など)の層が急速にその上を覆いました。これが足跡を保護する役割を果たしました。
  3. 化石化(石化): 長い年月をかけて、足跡が残された層とその上を覆った層の両方が、地中の圧力や鉱物の作用によって固まり、堆積岩(この場合は砂岩)になりました。この過程で、足跡の形状が岩の中に立体的に保存されました。
  4. 露出: その後、さらに長い時間を経て、地殻変動や侵食作用によって上部の岩層が削られ、恐竜の足跡が刻まれた岩の層が地表に現れました。

Moenave Dinosaur Tracksがある場所は、当時、湖や川の岸辺のような環境だったと考えられており、このような条件が足跡の保存に適していました。砂岩の層に残されたこれらの足跡は、非常に硬い岩石となっているため、今日まで侵食に耐えて残っています。


到着すると、広大な荒れ地が広がっていた。一見するとただの岩場なのだが、地面をよく見ると、たしかに窪みのようなものが無数に存在している。

ガイドさんが凹みに水をかけてわかりやすくしてくれた。

積まれているのは全部うんちの化石らしい。

卵の化石。

The・化石 みたいな化石。叩いてみると、コンコンと軽そうな音がした。

いろんな旗が立っているお土産屋さん。風が強くなってきて、青空をバックにいい感じに旗がはためいていた。 ちなみに日差しは極めて強烈で、暑さのために袖をまくって歩いていたところ、腕ががっつり日焼けしてヒリヒリしてきました。

キャメロン・トレーディング・ポスト (13:00)

トイレ休憩兼お土産購入のため、少し長く停車。先住民族グッズ、グランドキャニオングッズ、ルート66グッズなどが売られていた。が、後ろ2つについてはより適切な購入場所がこの後に控えているので、ここでは先住民族グッズに絞って購入するのが良さそう。

Cameron Trading Post は過去に実際にナバホ族とホピ族の交易所として使われていた歴史のある場所だそうです。建物の外観もちょっと荒野のウェスタン風味で素敵。

自分はドリームキャッチャーを買った。悪夢をフィルタリングしてくれる装置らしい。

買うものに悩んでいたのと、カメラの充電が危険域に達していたため、あまり写真が撮れなかった。

アメリカの荒地にあると、喫煙所マークですらなんかかっこよく感じられる。

グランドキャニオン国立公園サウスリム (12:46)

ついに今回の旅のメインイベント、グランドキャニオンのサウスリム(South Rim)に到着!到着前には、ガイドさんがグランドキャニオンっぽい音楽を流してテンションを高めてくれた。

流してくれたのはたぶんこのアルバムだったはず……

回想

個人的な話で申し訳無いのですが、唐突な原神の話です。車内で流れるグランドキャニオンっぽい音楽を聞いて、唐突に「自分は今、ナタにいる!」という感覚に襲われました。アメリカ先住民音楽なんて聞いたことが無いはずだったのに、曲調や笛の音色にはつい最近聞いた覚えがあったのです。

そう、ナタの通常戦闘曲、“Anthem of Savannah”!最近一番好きな曲です。

(サビ前で演奏されている木管楽器がネイティブアメリカンフルート?)

ナタが中南米から西アフリカの文化を反映した国だというのはわかっていました(メインクエストを未プレイなので確信が持てないがおそらく)。

しかしここにきてようやく、音楽と車窓から眺める景色が、「もしかしてナタにはアメリカ先住民の文化も反映されているのか?」と気づかせてくれたのです。

そしてこの気付きを確信に変える決定的な証拠は、グランドキャニオンのゲートを通過した際に配られたガイドマップの中にありました。

Kachinaって、あの無料配布されてるナタ出身のカチーナさんじゃないか!

帰ってきてから調べたところ、やはり正解のようでした。

A kachina (/kəˈtʃiːnə/; Hopi: katsina [kaˈtsʲina], plural katsinim [kaˈtsʲinim]) is a spirit being in the religious beliefs of the Pueblo people, Native American cultures located in the south-western part of the United States.

カチーナは、アメリカ合衆国南西部に位置するアメリカ先住民文化であるプエブロ族の宗教的信仰における精霊。そしておそらく、カチーナさんの名前はここから取られたもの。原神における各地域のキャラクターの名前は、その地域の元となった現実世界の地域の名前を反映している。

ゆえに、ナタ出身のカチーナさんがアメリカ先住民の精霊に基づいた名前を持っていることは、ナタが間違いなくアメリカ先住民の文化を反映していることの証明になる。

……こうなってくると、今回のグランドキャニオンツアーには更に深い意味が重なってきます。私は今、ちょうどゲーム内でナタのメインクエストを始めたところでした。そして、水と技術に溢れたラスベガスから、乾燥と原始的な力に溢れたグランドキャニオンへの移動は、フォンテーヌからナタへの移動と同型だったということになります。

私はこのツアーの中で、ゲーム内の自分のアバターの感覚を追体験していたわけです。なんか奇妙な話ですね。オープンワールドゲームの面白さを現実世界で再発見することになるとは。

リパンポイント (13:00)

思わぬところで旅人との<一体化>を果たしてしまいつつ、車はリパンポイント(Lipan Point)に到着。この周辺には複数の眺望スポットがありますが、リパンポイントは隠れた名所的な場所なんだとか。

というわけで、今回のメインディッシュ、最高のポイントから眺めるグランドキャニオンです!!!

コントラスト強めに現像したら、めちゃくちゃトリッピーな色彩になった。

スマホのカメラで撮るとこんな感じ。実際の見た目としてはスマホのカメラの方が近いのだろうけど、自分の思い出の中の光景にはコントラスト強めの方が近い気がする。

感想としては、ただひたすらに圧巻という感じでした。グランドキャニオンを実際に目の前にすると、そのスケール感、奥行き、色彩の豊かさは想像を遥かに超えていました。

月並みな感想になってしまいますが、グランドキャニオンの持つ空間的・時間的スケールの大きさに対して、自分がいかに矮小な存在かということを思い知らされました。コロラド高原一帯が7000万年前まで海底にあったとか、3000万年くらい前に隆起してから現在まででここまで侵食したとか、やっぱり人間の理解が及ばないスケールの話です。

上の写真の撮影地点を別のアングルから撮影したもの。例によって柵は一部にしか設置されていない。

谷底を流れるコロラド川との標高差はおよそ1400m。空気抵抗を無視しても、落下し切るまでに約17秒かかる。

ツアー参加者全員の撮影をしてくれるガイドさんの仕事姿。

縦で撮影したもの。スマホの壁紙にせねば。

こちらも動画を撮っておきました。

エルトバーホテル (14:00)

El Tovar Hotel は、昭和天皇や歴代アメリカ大統領(トランプを除く)が宿泊したという超人気ホテル。お値段も異常だが、そもそも予約が今後3年分埋まっているらしい。

しかしトイレやお土産コーナーには誰でも入れる。ここでグランドキャニオンお土産購入タイム。

アメリカ製のゴツいマグカップを買いました。

ちなみにここからもグランドキャニオンを眺めることはできる。が、やはりリパンポイントには敵わないなという印象。

帰りの道中ではやたらと動物に遭遇した。

Historic Route 66 (15:50)

あとは旅の終点であるセリグマンへ向かうのみです。

グランドキャニオンヴィレッジから南下して高速道路40号線に合流。

アッシュフォークの町で高速を降りて、旧ルート66を走ってセリグマンまでたどり着く流れ。

が、まずはルート66を走る前に標識と共に記念撮影タイム。

アメリカ国旗柄の帽子やRoute 66柄の旗などの小道具が用意されていて、アメリカンな写真がいっぱい撮れました。

ルート66に乗ってセリグマンへ向かう道中では、ルート66が全盛期を迎えていた頃、宿場町巡りをしていた旅人達が聞いていたであろう昔の音楽を音量デカ目で流してくれました。最高すぎる。

こんな感じの曲。オールディーズってやつですね。

さて、ルート66の歴史について簡単に述べておきましょう。

1926年の制定以来、自動車産業の発展と大衆化により、ルート66はアメリカンドリームを象徴する道として多くの映画や音楽、文学作品にも登場し、「マザーロード」として親しまれました。

しかし、1950年代後半からより効率的な州間高速道路網が整備されると、ルート66は突然利用者を失い、1985年には正式に廃線となりました。廃線によって、かつてルート66沿いに栄えた多くの町は衰退の危機に瀕したものの、ルート66を愛する人々や地元住民たちの努力による草の根的な保存運動が起こりました。

草の根運動は政府を動かし、最終的にルート66は消滅の危機を免れ、道路のかなりの部分が Historic Route 66 として残されたというわけです。“Historic”とついているのは、システム上”Route 66”の名前のままにすることはできなかったからなんだとか。

そしてこのルート66保存運動の立役者こそが、「ルート66の守護天使」の異名を持つセリグマンの理髪師 Angel Delgadillo さんです。

元々ビリヤード場の一角で理髪師をしていたものの、ルート66グッズを置いたら飛ぶように売れたため、ビリヤード場をギフトショップへ転換して一儲けしたとか。そろそろ100歳を迎えるというのにまだまだ元気で、運が良ければセリグマンで遭遇することもあるらしい。

セリグマン (16:20)

ついに旅の終着点、セリグマンに到着。ルート66廃線と同時に時間が止まった街。

Angel & Vilma Delgadillo’s Original Route 66 Gift Shop が、まさに上述の Angel さんのお店。ショップの中には、ここでしか買えない限定グッズや、Angel さんの等身大パネル、記念撮影用に遺された理髪用の椅子などがある。

このツアーで頻繁に日本人が来るからか、店員さんもちょっと日本語がわかるようでとても親切だった。マグカップとルート66の100周年記念帽子(来年で100周年)を購入した。普段帽子なんて買わないのだが、完全に旅行者気分に浮かれていました。

車内で紹介されたもう一つのお店。こちらはハンバーガー屋さんなのだが、特にソフトクリームが美味しい。北海道からツアーに参加した人も絶賛していたということだったが、実際にめちゃくちゃ美味かった。

こちらも観光客の扱いに慣れているようで、色々とフレンドリーで楽しい接客をしてくれた。1000倍の料金を請求するジョーク、大阪特有のものかと思っていたがアメリカにもあったんだ……

店の裏手にはなんとも形容しがたいガラクタ置き場(?)のようなものが広がっている。

ここはピクサー映画『カーズ』にインスピレーションを与えた場所らしい。自分はカーズを見たことが無いのだが、もし見ていたらだいぶ感慨深いものがあったのだろう(というか自分も履修しよう)。

ラスベガスへ (17:00)

セリグマンの雰囲気や買い物を満喫した後、帰路につく。

アメリカ陸運局のルールによって、業務でやっているドライバーは連続10時間までしか運転できない。そしてこの上限は、アプリ(?)を用いて厳密に監視されている。ガイドさんの運転時間は上限一杯に達したため、運転手を交代してラスベガスへ帰る。

ラスベガス着 (20:00)

道中1回のトイレ休憩を挟み、水を購入。

ラスベガスのベラージオホテルに20時に到着。道中はずっと爆睡してたので何も覚えていない。気づいたらラスベガスに着いていました。

以上!これにてこのツアーは完了です。

やらかし回収 (50:15)

……というはずだったのですが、ここで大変なやらかしをしてしまいました。なんとカメラを紛失してしまったのです。

記憶を辿ると、おそらくバスの中に忘れたはず。寝ボケと疲労によって、最後に自分の荷物を確認するのをすっかり忘れていた。祈りながらツアー翌日の朝に電話したところ、バスの車内でカメラを発見してくれました。

日本語で対応してくれる現地での電話連絡先だけでなく、LINEでのやり取り窓口も用意されているのがありがたい。自分は電話番号のないeSIMを使っていたため、電話による連絡はホテルからしかできない状態でした(全然関係ないけど、アメリカのホテルって国内への電話なら料金が発生しないんですね)。

LINE経由でカメラ発見の報告と、翌日深夜、自分がラスベガスを発つ5時間前に出発するツアーの集合場所に来てくれたら渡せるという連絡。神対応すぎる。

そんなわけでツアーから2日後の深夜2時頃、カメラの回収に向かったのですが、ここでもまたドラマが発生。

散歩しつつ徒歩で行こうとところ、道中のカジノから出られなくなって詰みかけました。なんとか出口を見つけてUberを呼んだものの、位置情報に問題があって建物の反対側にある別の乗車ポイントに来てしまったり。

ツアーの出発まで残り15分。集合場所までは車で5分程度かかるので、今更正しい乗車ポイントへ向かう時間の余裕もありません。完全に終わった、カメラは国際郵便で送ってもらうか…と考えていたところで、ふと「タクシーを使えばいいじゃないか」という天啓が舞い降りたのです。

アメリカでタクシーを使うのはリスキーだという話は聞いていたものの、もはやこの状況を解決する手段はこれしかありません。

腹を括ってタクシーを使ったのですが、運転手さんはとても良い人でした!こちらの事情を話したところ、到着する前からちょっと早めに支払い手続きを開始してくれる等、間に合うような配慮をしてくれました。

おかげさまで、タイムリミットまであと5分というところで無事に到着。ガイドさんと再会し、カメラを受け取ることができました。もし失敗していたら、7万円分くらいの資産と思い出の写真の大部分が消失していたわけで、本当に助かりました。そしてご迷惑をおかけしました。

旅路

以上、ラスベガス発グランドキャニオン行き弾丸ツアーの記録でした。

今回の旅路はこのとおり。グランドキャニオンの周囲を時計回りにぐるっと一周してラスベガスに戻ってきた感じです。今後の催行も基本的に似たルートになるはずですが、必ずしも毎回このルートというわけでは無いことに注意。

感想

本当に楽しかった!このツアーに参加したのは大正解でした。間違いなく、自分の力ではここまで多くの施設を巡れなかったでしょう。各施設の予約やチップ等の面倒事を全て吸収してくれるのは本当にありがたかったです。

このツアーで特に印象に残っているのは、やはり圧倒的なスケールの景色と、そこで感じた時間の流れです。

深夜の星空観察から始まり、息をのむような日の出、レイクパウエルの静かな水面、ホースシューベンドの絶景、アンテロープキャニオンの神秘的な光と影、モエべダイナソートラックに残された太古の生命の痕跡、そしてメインディッシュであるグランドキャニオンの雄大さ。どれも言葉や写真や映像では伝えきれない、五感で感じる体験でした。数千万年という地球の歴史が作り出した地形を目の当たりにすると、もはや絶句するしかありませんでした。

ツアーの構成も素晴らしかった。アメリカ先住民族について学んだり、ルート66やセリグマンでアメリカの古き良き時代に思いを馳せたりと、単なる絶景ツアー・映えスポット巡りに留まらない、人間の歴史や文化を感じさせてくれる点も良かったです。インターネットは情報検索を容易にしたものの、結局自分が全く知らない知識については検索のしようが無いわけで、今回のツアーで得た経験はまさにその領域に属するもの、未知の世界への入口を開いてくれるものでした。

そして、このツアーを最高のものにしてくれたのは、間違いなくガイドさんの存在です。

ガイドさんは20代の頃にアメリカに来てこの土地に一目惚れし、そのままアメリカに移住してしまったのだとか。今回のツアーでおよそ1000回目くらいのガイドとのことで、さすがの貫禄がありました。快適で高速な運転スキル、豊富な知識に基づく解説はもちろん、参加者を楽しませようというホスピタリティ、道中の選曲センス、そして何より、この土地と仕事への深い愛情が伝わってきたのが素晴らしかった。

読者の中でもし今後ラスベガスに行く方がいれば、無理やり1日空けてでもこのツアーに行く価値はあります。というか、このツアー目当てでラスベガスに行っても良いでしょう。ステマとかじゃなく心からオススメです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

Fuckin’ awesome!

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